本プロジェクトは「食品ロス」の課題解決から、文化としてのそのまちの「食」、人のつながりを創ることば、まちの食と人の持続可能な仕組みづくりに焦点をあてるものである。留学生が、早稲田のまち、まちをつくるひととして、子ども、高齢者等の多様な人々、多世代の人々がまちづくりに関わり、文化と暮らしとしての「食」に関する持続可能なモデル化へつなげることを通して、有機的につながり、まち、地域、さらには世界へ拡がることをめざす。


① 多消費型の課題であり、身近な環境問題である食品ロスに、子供、高齢者、外国人住民、留学生も含めた多世代、多様な立場の市民が気軽に参加できる形で、かつグローバルな参加者の場だからこそ多国籍料理(日本料理含)という異文化体験として共に楽しめる仕組みを提供する。

② 留学生、外国籍住民、高齢者、等様々な立場の多世代、多言語、多文化の人々との協働によるまちづくりの実践から、「新宿おいしい食べきり食堂」の手法を確立し、地域から地域へ、留学生を通じて世界へ、広げていくことをめざす。

③ この多様な参加者が食の体験を共有することを通じて、留学生や外国籍の住民は日本のコミュニティの文化を学び、日本人は食品ロス問題では発展途上と言われている日本の現状を、あらためて認識することができる。本プロジェクトは、上記の様々な切り口と手法の相乗効果により、新しい社会を創る人材を育てるモデル構築をめざしていく。

私たちはこの取り組みを二つの切り口(様々な層/地域)で広げ、世界に新たなまちやことばを創る人材を育てていく。

本プロジェクトは、W-BRIDGE第12期研究・活動助成を受けて行っています。
プロジェクト名:SDGsをめざす『actcoin』による新たな社会価値創出食品ロス削減プロジェクト
研究・活動代表者: 佐野香織(元 早稲田大学、 現 長崎国際大学)
団体名:   早稲田まちづくり実行委員会
アトム通貨実行委員会 新宿支部